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アルミ用R曲げ機の新規開発事業

現在、建築用のアルミ型材のR曲げ加工はロール成形機により曲げ加工を行っています。しかし、いろいろな断面形状を所定のRに曲げるには特殊技術が必要となります。そのため、曲げ技術は各社独自のノウハウにゆだねられているのが現状です。そこで、今回機械加工方法に構造的な改良を加え、町工場でも容易に曲げ加工可能な機械を開発し、生産コストの削減および納期の短縮に寄与したいと我々は考えます。今回はこの研究にて特許申請しております。

技術的難易度の高い開発について

多種多様なR指示加工をコスト削減の上、よりよい品質で制作できる事を目標とした試作機の研究開発です。

 ロール・ベンダーによる、現状の問題点 

現在のR曲げ成形技術では、限界に応じていろいろな問題が発生します。

  • 1.加工ねじれ

  • 2.亀裂

  • 3.塗装割れ

  • 4.表面しわ発生

 

当社ではそのような問題解決のために、ロールベンターおよびロール形状の改良・工夫により

 圧力の平均・分散化を軽減させる研究開発を行っております。

アルミ用R曲げ機の性能設備ご紹介

 

 

改良と工夫を重ね、加工の限界に挑みます

 

従来のR曲げは材料を圧延して加工するために外側は伸びて、内側は縮みます。

そのために上記のような異状が発生するのが普通でした。その点を技術革新により軽減・クリアしていくため

に我々は研究開発を重ねていきます。

 

 

 

最新の技術を屈指したR曲げ加工機の新規開発一号機の出現

 

①機械装置にNC制御をのせる事により、同一の加工が速やかに行えるようになりました。

②ロール自身に駆動をかける事により、スリップ防止を図ります。(板厚の大きなもの、

 もしくは形状の大きなものは曲げ抑力に負けスリップしてしまいます)

③重い金型交換を自動化する事により、作業者の安全性を向上させます。

 TV紹介 

 

ショウコウアルミ株式会社が富山テレビで紹介されました

 

2010年3月26日にショウコウアルミ株式会社について、富山テレビで紹介されました。

"技で未来を拓く"と言う特集で「ものづくりに挑む人」として紹介されたビデオをご覧下さい。

このように、ショウコウアルミは日々研究開発で未来に挑戦しています。

※ビデオは家庭用ビデオで録画したものをユーチューブにアップロードしております。

 ショウコウアルミが目指すもの 

技術革新

 

従来、自社のような小規模な会社経営の中で多額の研究投資は困難でした。
この度は、政府の補助事業である「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金」政策のおかげで、このような研究をする事が出来ました。

これからも、アルミ製造に携わる企業の海外製品に対抗し、国内製造ラインを増やすためにも私たちショウコウアルミ株式会社はこの新規事業開発に真剣に取り組み、アルミ加工技術革新のためにも頑張っていきたいと思います。

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